TOPIK受験した方お疲れさまでした!
私は、今年初めてハン検(2021年 春季 第55回)に挑戦し、無事3級を99点で合格しました!
この調子でTOPIKⅡも挑戦し、せめて3級には合格していたいなーという気持ちで、
結果を確認してみると、、、
無事4級に合格していました!
しかも、あと7点あれば190点で5級に到達する点数…!惜しい(;_;)
実際に受験してみて、ハン検3級取得者はTOPIK4・5級は余裕で狙えるということがわかりました!
私みたいに惜しい思いをしないように、
- 私のTOPIKⅡの勉強方法と使用テキスト紹介
- TOPIKⅡの5級を狙うために必要なこと
ハン検3級レベルの私がTOPIKⅡに向けて、実際にしていた勉強法と、5級に挑戦する上でアドバイスを書いてみようとおもいます。
人の数だけ勉強法はあるのであくまでも参考程度に見てってくださいね!
ハン検で勉強したことがTOPIKに生かせるのか
まず最初に「ハン検で勉強したことがTOPIKに生かせるのか」ですが、
答えは「生かせる」です。
が、、、
ハン検もTOPIKも出題内容も傾向も違うのでそれぞれの対策は絶対必要。
例えばハン検の問題にある「発音通りの表記の問題」「漢字語の問題」
このようなのはTOPIKでは出題されません。
では、出題されないからと言ってハン検で勉強したことは全く役に立たないのか、と言えばそうではないです。
学んだ知識はTOPIKのどこかで出てくる可能性は十分にあり得ます。
かと言ってTOPIKⅡを受けるのにハン検の勉強法でひたすら勉強するのは試験対策としてNG。
韓国語を勉強しているという点は同じですが、
「ハン検受験したしTOPIKも合格するっしょ!」っていう気持ちではムリです。
ハン検対策で得た知識が無駄になることは絶対に無いですが、TOPIKⅡに合わせた対策は必須!
ハン検3級合格者の私が使用したTOPIKⅡのテキスト
使った教材は二冊のみ。
試験対策にとりかかったのが、受験の一ヵ月半前だったのでテキストの量は少なく集中できるようにしました。
①TOPIK中級 対策本(作文)
このテキストはHANA出版社さんが公式サイトでセールしていたのをたまたま見て購入してみました。
結果、本当に買ってよかった。
この本に出会ってければ쓰기はぶっつけ本番で挑もうとしていたので、本当に感謝しかない。
쓰기(作文)対策に時間が無い人はとりあえず「韓国語能力試験TOPIK2作文完全対策 [ 前田真彦 ]」を買ってください!
쓰기(作文) に対する考え方がガラッと変わります。
- 韓国語で文章を書いたことが無い
- 昔から国語の問題が得意じゃない
- 作文に苦手意識がある
こういった人に超オススメです!
問題の攻略法、コツがわかりやすく説明してくれています。
将来的に6級狙う人にとっても、ずっと手元に置いておけるテキストです。
実際にTOPIKの受験会場ではこのテキストをで持っている人を3人見かけました!口コミを見ないで買ったので「有名なテキストなんだな」と当日に知りました!
②TOPIK中級 対策本(聞き取り、読解)
この対策本もたまたま入った本屋で購入しました。
こちらも結果購入して良かった!
初受験で出題問題も無知だったのですが「韓国語能力試験TOPIK II総合対策第2版 [ イム・ジョンデ ]」のおかげで、듣기(聞き取り)と읽기(読解)の出題パターン、解き方のコツが理解できました!
出題順に載っているので段階を踏んで進めることができます!
TOPIKの問題の傾向を把握したい人はこの一冊で一通りの流れを把握することができます。
模擬問題も4回分入っていて解説もしっかりついているので、TOPIKの過去問を解く前にこのテキストを一周するのをオススメします。
紹介した2つテキストでTOPIKⅡの書き取り、読み取り、リスニングは一通り勉強することができます。
TOPIKⅡの対策テキストに迷っている方はこの2冊あれば感覚は十分に掴めます。
TOPIK中級の単語帳を買わなかった理由
TOPIKⅡの単語帳を買わなかった理由は…単純に試験まで時間がなかったから!
中~長文を読める力を付けないといけないので、単語だけに集中している暇は無い!
ひたすら問題を解きながら、知らない単語を抜き出して覚えるようにしていました。
短期間の試験対策で単語だけに時間にかけるのはもったいないです。
単語帳は試験時間まで余裕がある時にして、試験前は試験問題に可能な限り慣れて、知らない単語を抜き出した方が効率がいいと思います。
ちなみにハン検3級で勉強した単語とTOPIKⅡに出てくる単語も結構違っていました(体感的に)
TOPIKで出てくる単語に慣れる練習は必要です!
ハン検3級合格者がTOPIK5級を狙うなら
あと7点で5級に届いていた私が過去に戻れるならどうやって試験勉強するか、仮説ですが試験対策を考えて見ました。
勉強期間は最低でも2か月前から、コツコツと
私の場合、普通に取り組むのが遅すぎました。
テキストを見て「こんなに長文読まなくちゃいけないんだ…」と絶句したことを今でも覚えています。
韓国語の長文が見慣れていない人は「う…」と苦手意識が生まれるはずです。
問題には絶対に早く慣れていた方がいい!
慣れたらあとは問題をひたすら解くだけなので、早いこと拒否反応を無くしましょう!
「 作文は捨てよう」という気持ちを持たない!
쓰기(作文)は点数の1/3を占めるので捨てるのは非常にもったいない!!!
「韓国語で文章なんて書ける自身が無い…」
そう思っていた私でもこのテキストに出会って
「長文でも私かけるかも…!」と思えるようになりました。
実際に51~53番の問題はなんとか試験では書くことができました!
(偉そうなこと言っといて33点でしたが…)
時間が足りず54番の600~700文字埋める問題は書けませんでしたが、もっとはやくこのテキストに出会って取り組んでいれば確実にもっといい点数を取れてたはずです。
「 쓰기(作文) は捨てよう」という気持ちを捨てて下さい!
そしてテキストやってください!
ちなみに最後の54番の配点だけで50点です。
問題が解けるだけではダメ、時間配分も考える
購入したテキストを8割ほどしていると、だんだん問題に慣れてきて解けてくるようになってきます。
「もしかして私TOPIK向いてるかも!」と錯覚しちゃいますが、この安心感は危険なサイン!
実際、TOPIKの問題は時間かければ解けることが多いです。
しかし!
肝心なのは時間内にどれだけ多くの問題を正確に解くかです。
試験対策には試験当日の時間配分も意識して取り組まなければ意味がないです。
当日の私みたいに時間が無くて撃沈して最後の1、2分で色塗りする羽目にならないようにしましょう。
- 聞き取り:試験当日を意識して選択肢を先読みする練習
- 読解:時間内で解ける問題を増やし、長文を早く読む力を付ける。
- 作文:コツやルールを理解し、諦めずに挑戦する心
以上を心がけて対策すると、
ハン検3級レベルの中級者でもTOPIKⅡの5級は十分に狙えます!
狙っちゃってください!
ハン検とTOPIKどっちを先に受験すべきか?
最後に、ハン検3級→TOPIKⅡの順番で受験を経験した私が「ハン検とTOPIKⅡ、どっちを先に受験すべきか?」 について考えてみました!
私の場合は、韓国語学習ののモチベーションを保つために何か試験をモチベにいしたい!思ったタイミングがハン検の試験日が近かったため、ハン検3級→TOPIKⅡの順番で受けました!
その結果、ハン検を先に受けてよかったと思っています。
先にハン検を受けてよかった理由
①ハン検は狙った級の勉強に集中できる!
ハン検は3級を狙おうと思えば3級の試験勉強をするだけでいいので集中できます。
ブレずに集中して勉強できるのがハン検な気がします。
TOPIKは3~6級の問題が一緒なので、TOPIKⅡで中級レベルを狙おうとしても5・6級レベルの問題も自然と触れないといけないですよね。
中級者がいきなり高級レベルの問題に触れると抵抗感がでてきて難しく感じてしまいます。
狙った級に集中したい方はハン検の方が勉強しやすいと思います。
②TOPIKは 쓰기(作文) がある
ハン検は書き取り、リスニングの2つですがTOPIKはそれに加えて쓰기(作文)問題があります。
ということはハン検に比べると勉強項目が一つ増え、その分対策が必要だということですね。
쓰기(作文) が無いハン検を受けて勉強の習慣をつけてからTOPIKを受験する方が気持ち的に楽かもしれないです。
③TOPIKは精神的に大変
쓰기(作文)もあるため、TOPIKⅡは試験時間はめちゃくちゃ長いです。
集中力が持たないくらいしんどい。
しかもハン検と違って問題は韓国語、スタッフも韓国人で、TOPIKは試験以前に戸惑うことも多かったです。
また先ほど書いたように3~6級の問題に触れないといけないのでハン検3級を受けた私でもTOPIKの試験対策では戸惑うことが結構ありました。
もし初めにTOPIKを受験していたら、もう勉強するのが嫌になって続けられてないかも知れない、、、
そう思ってしまうくらい結構しんどいです。
まだどちらも受験したことがない韓国語中級レベルの方は、ハン検→TOPIKの順番で挑戦してみるのをオススメします!
さいごに
ハン検3級レベルの人がTOPIKⅡの5級を狙うことは十分に可能であることはわかっていただけたと思います!
最後に私からできるアドバイスを一つ
「TOPIK受験を決めたその日から勉強をはじめよう!」
勉強しすぎて損することは無いし、取り組みが早ければ早いほどいいに決まってます!
私みたいに惜しい思いをしない為に今すぐテキストを開いてスタートさせてください。
그럼 오늘도 파이팅!!!!!!
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